04 — THE STORY
“いざ”のときに、
使えない防災は、
あってはならない。
株式会社マルニシ
防災事業部
私たちは、マンションのベランダ床下に取り付けられる避難ハッチを、半世紀作ってきました。 イーグルハッチ、ハリーハッチ、JGRハッチ、ExⅡ ハッチ。 すべて、日本のどこかのベランダの足元にあります。
そのなかで、私たちはずっと一つの問いを抱えていました。“これは、本当に使われるときが来るのだろうか”。 答えは、来ないほうがいい。けれど、来てしまった日のために作っている。 そして — 来てしまった日に、はじめて触る器具であってはいけない。
ミニチュアハッチは、その "はじめて" をなくすために、作りました。 両手で抱えられる大きさのまま、本物と同じ手順で、 何度でも開けて、何度でも畳める。 ベランダの足元で年単位で眠っている本物の代わりに、 管理組合の集会で。防災訓練で。学校の教室で。 家族の手元で。何度でも、開いてほしい。 ─ 避難ハッチを作っている私たちにしか作れない、 いちばん小さな避難ハッチです。
“備えあれば憂いなし” ではなく、
練習あれば、迷いなし。